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ホームホワイトニング用のマウスピースを作り直さないために気をつけること

投稿日:2023年9月8日 更新日:

ホームホワイトニング用のマウスピースを装着する女性

「ホームホワイトニングで使うマウスピースってどうやって作る?」

「使い方で注意することはある?」

ホームホワイトニングを行うときにマウスピースを使用しますが、多くの場合、歯科医院に行って使用する人の歯に合わせたものを作ります。

その作り方や使用時に気をつけた方がいいことなど、これからホームホワイトニングを始めようという人には気になることがあると思いますので、今回はホームホワイトニングで使用するマウスピースについて書かせていただきます。

こちらの記事もあわせてお読みください。
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マウスピースは患者さんの歯から型を取って作る

ホームホワイトニングは、まず歯科医院に行って歯医者に相談するところから始めるのが一般的です。

使用するマウスピースは、上下の歯それぞれの型を取って患者さんの歯にぴったり合ったものを作ります。

ゴムのような素材の寒天印象材を使って型取りを行います。

この型取りの時間はだいたい5分くらいで、特に負担になるようなものではありませんが、中には気持ちが悪くなる人もいます。

ホワイトニング用のマウスピースは一般的に販売されているものが海外にあったりして、お湯で温めて歯の形に合うようにして使うタイプのものですが、ホームホワイトニングを行う場合にはマウスピースを作ることをおすすめします。

その他にも、八重歯が大きい人や歯並びが悪い人など、マウスピースが作りにくい歯の形状をしている人はいますが、作れない歯の形や歯並びというものはありません。

ホームホワイトニング用のマウスピースは、スポーツなどで使用しているようなマウスピースのように奥歯まで作りません。

ホワイトニング自体が前歯に対して行いますので、マウスピースも前から5~6番目の歯までで作って、前歯だけにカパッと装着するイメージです。そのため、親知らずなども影響はありません。

型取りしてマウスピースを作ることで、患者さん自身の歯の形状にぴったりと合ったマウスピースができますので、ホームホワイトニングを行う際に、マウスピースに入れた薬剤がこぼれにくくなります。

より効果的にするためには、歯医者で歯の形に合わせて作ったマウスピースの方がおすすめです。

なお、歯科医院でマウスピースを作る場合は、1日あればできますので、来院した初日に歯の型取りを行った後にオフィスホワイトニングをし、次の来院時にマウスピースを受け取ってホームホワイトニングを開始する流れになります。

マウスピースのお手入れは簡単にできる

マウスピースのお手入れはとても簡単です。

ホームホワイトニングを行った後で、薬剤が付いたマウスピースを水洗いや食器洗いなどの中性洗剤で洗って乾かすだけで問題ありません。

ただ、マウスピースはゴムのような素材ですので、洗った後、濡れた状態で容器に入れてしまうと、カビが生える可能性がありますので、乾燥させてから片付けることをおすすめします。

また、早く乾燥させたいからといってドライヤーなどでの乾燥させると、ドライヤーの熱で変形してマウスピースが使えなくなってしまう可能性があるため良くありません。

すぐに乾かす必要がないと思いますので、自然乾燥で十分だと考えます。

マウスピースをより長く使用するために気をつけること

ホームホワイトニングは1回あたり1~2時間くらいで、マウスピースを付けているときは飲食はできませんが、しゃべることはできます。

ホームホワイトニングが終わった後のケアとしては、うがいして軽く歯磨きをしてホワイトニングの薬剤を取ってからマウスピースを洗うようにすれば、マウスピースのケアも忘れずに行うことができます。

熱などによって変形するなど、特に何もなければ1年くらいは普通に使えるはずですが、もしマウスピースが変形したりした場合も、最初に型取りしたときと同じように、歯科医院ですぐに作ることができます。

マウスピースを作るときに気をつけること

歯科医院でマウスピースを作るときは、事前に歯をキレイに磨いておきましょう。

虫歯などで前歯を治療中の人は治療によって歯の形状が変わる可能性がありますので、まずは治療を完了させることを優先した方がいいです。

治療中でも先にマウスピースを作ることはできますが、歯の形が変形するとまた作り直さないといけなくなる場合もありますので、どのタイミングでマウスピースを作成するについては、歯医者に相談して決めることをおすすめします。

マウスピースを作り直す人はいらっしゃいますが、その理由で多いのは、変形よりもマウスピースそのものをなくしてしまった人が多いです。

上下どちらかのマウスピースをなくしてしまって、ホームホワイトニングができなくなってしまうなどして、作り直しされる人が多いです。

マウスピースの作成は自費になりますが、その値段は歯医者によって違います。

スマイリー歯科の場合、2~3,000円で作り直すことができますが、作り直すことがもったいないので、まずはなくさないように注意しましょう。

大阪でホームホワイトニングで使用するマウスピースについてのご相談はスマイリー歯科へ

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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