歯列矯正は、歯に直接装置をつけて、正常な位置に歯を移動して矯正する方法です。
ここ数年、成人の矯正者も増えてきています。
治療方法は、歯にブラケットと呼ばれる小さな金具を装着し、
そこにワイヤーを通して徐々に移動させていきます。
このとき必要があれば抜歯をして、歯を正しい位置に移動するためのスペースを確保します。
来院は、2週間から1ヶ月に1度で、そのつどワイヤーを調節しながら、
2年から3年前後の時間をかけてゆっくりと矯正していきます。
利点
生涯にわたって維持できるきれいな歯並びを得る事ができます。
よく噛めるようになり、胃腸の負担を減らします。肩こり、首のこりの改善になることもあります。
発音不良が改善される事もあります。
欠点
矯正中は器具が目立ってしまいます。
(器具が見えないよう歯の裏側からもできます)
1~3年ほどの時間がかかるので、自分自身の意志が必要です。
注意点
矯正を終わり装置をはずした後も、しばらくは歯が元の位置に戻ろうとしますので、
リティナー(保定装置)と呼ばれる器具をはめたりする必要があります。
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ゴールデンプロポーション
レオナルドダビンチが数学的に分析した人の顔の理想的なバランスです。
Eライン
人間の顔を横から見て、鼻の先端とあごの先端を結んだライン。
下唇がEラインの前後にあって、上唇が下唇よりも少しうしろにあるのが望ましいとされています。
リップラインとスマイルライン
笑顔をつくったときに見える歯の縁のライン。
下唇が耳に向かって両サイドに上がったアーチ型になり、下唇の内側の濡れた部分と乾いた部分の境界線が、前歯の先端のラインに沿っていると美しい笑顔になります。
Q.治療期間はどれくらいかかりますか?
A.先述したように患者様によって、または担当医によって治療期間や使用装置が異なりますが、一般的に歯を動かす装置をつけているのは3年から4年程度です。歯を動かす装置をはずしてからは、"保定"といういわゆる後戻りを防ぐための治療に入り、少なくとも2年程度の通院が必要です。
歯を動かす装置をつけ始めてから、完全に装置をはずすまでの期間は合計5年から6年程度です。
患者様個々にあった治療方針について、担当医から説明をよくお聞きください。
Q.取り外しのできる装置だけでは治らないのですか?
A.私たちはなるべく簡単で目立たない装置を使って治療しようと心がけています。
しかし、個々の歯を三次元的によい位置に導くためには、多くの患者様に固定式の装置(ブラケット)をつけて、治療を行うことになります。
Q.部分的(前だけ・上だけ・下だけ)治療は可能ですか?
A.例えば前歯だけが気になるといった場合でも、奥歯に悪い状態があり、そこを治さないと前歯も治らないといった状態がほとんどです。したがって、上だけ・下だけ・八重歯の部分だけを治すといった部分的な治療は原則として行っておりません。噛みあわせというのは、上下左右の歯全体を一つの単位でみなければなりません。ただし、症状により、部分矯正を行える場合があります。担当医にご相談ください。
Q.痛いですか?
A.矯正治療に伴う痛みには個人差がありますが、お口の中に装置を入れて(装置を調整して)2~3日間は歯が浮いたような感覚があり、人によっては痛いと感じますが、徐々になれてきます。
その間は軟らかい食べ物などを食べるようにしてください。
また、装置をお口の中に入れるわけですから、最初は違和感があります。通常はすぐに慣れますが、装置によっては喋りにくくなるものもありますので、担当医からよく説明を受けてください。