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歯がボロボロで歯医者にいくのが恥ずかしいと悩む前に歯医者に行こう

投稿日:2023年2月15日 更新日:

歯がボロボロで歯医者にいくのが恥ずかしいと悩む前に歯医者に行こう

こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

「歯医者って何となく行きにくい」

「予約したけど、やっぱり行きたくない」

多かれ少なかれ、このように思われたことがある方も多いのではないでしょうか?

「歯医者=怖い、痛い」といったイメージから足を運びにくかったり、中には、虫歯の治療などで歯科医院に行ったときに歯医者さんに怒られたり、怒鳴られたりしたという方もいらっしゃるようです。

本来であれば、継続的に通院して、しっかりと治療しなければならないような状態の虫歯や歯周病の方が、通院できずにそのまま虫歯などを放置してしまい、歯がボロボロになってしまうこともあります。

そして、そのボロボロの歯を見せることが恥ずかしかったり、放置していたことを怒られるのではないかと気にして、さらに歯医者に行けないという方もいらっしゃいます。

今回は、歯医者から遠ざかってしまった方や、ボロボロになっている歯をどうにかしたいけど、歯医者に行く勇気が出ないといった方に、歯医者の選び方について説明させて頂きます。

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歯医者が勧める!安心して通院できる歯医者さんの条件は4つ

まず、通院から遠ざかってしまっている方が、新しく通院する歯科医院を決める条件としては以下の4つがあると良いかと思います。

  • しっかりとコミュニケーションが取れる先生がいる
  • 何度も予約をキャンセルしても次の来院の日程について連絡してくれる
  • 話しやすい歯科衛生士さんや他のスタッフさんがいる
  • 忙しすぎない

治療方法などをしっかり聞くことができると、自分の歯や口の中がどのようになっていくのかを理解できるので、通いやすくなるかと思いますが、そのような話を聞くためには、しっかりとコミュニケーションを取る先生や歯科衛生士さんがいる医院が良いかと思います。

人気があっても、忙しすぎるような歯医者さんはそこまで対応できない可能性があり、また逆に誰も来てない歯医者さんには、別な問題がありそうですので、適度に予約で埋まっているような歯医者さんが良いです。

最初の治療の説明のときに、直前になると行きたくなくなることがあるなど、ご自身の性格についても伝えておくと、予約日に確認の連絡をくれたりする歯科医院もあります。

また、歯医者さんによっては言い方がきついだけで、怒っていない人もいますので、全ての歯医者さんが怖いというわけではありません。

治療の技術よりも継続して通院できる歯科医院を見つける

歯がボロボロになるまで虫歯や歯周病を放置してしまった理由は、人によっていろいろあるかと思います。

  • 痛みが治まり通院が面倒になった
  • 仕事などが忙しくて行けなくなった
  • 歯医者の雰囲気が苦手、怖い

ただ、虫歯などの歯の病気は、自然に治るということはありません。

放置していたことで、総入れ歯にしなければならないくらいに歯がボロボロの状態になるかもしれません。

虫歯の放置が良くないことが分かっていても、通院が面倒になり行かなくなってしまった人は、自宅近くの歯医者さんを改めて探してみたり、仕事が忙しくて行けなくなってしまった人は、職場の近くで夜遅くや休日でも診療している歯医者さんを探してみるなど、ご自身のライフスタイルに合わせた歯医者さんを見つけると、通院を継続しやすいかもしれません。

また、病院の雰囲気が苦手だったり、怖いと感じられている方は、歯科医院の雰囲気から選択してみると良いかと思います。

歯を治療する歯医者さんの雰囲気だけでなく、歯科医院で働いている歯科衛生士さんやスタッフ、医院の清潔感などを調べて、自分に合いそうかどうかで決めても問題ありません。

ただし、歯医者さんのホームページやインターネットでの評判を見るだけでは分からない部分はありますので、その歯科医院まで行ってみたり、実際に通院している知り合いなどがいればその人に雰囲気などを聞いてから、自分に合った歯医者さんを見つける方法が一番だと思います。

しかし、通院できそうと思って行った歯医者がやっぱり合わないとい感じた場合にはどうすれば良いのでしょうか?

合わないと感じたら別の歯医者に変えても良い

どれだけしっかりと情報を集めていても、実際に診察を受けてみたら、何か違うと感じることもあるかと思います。

もし1度通院してみて、自分には合わないと感じたら、次は別の歯医者さんに行くということは全然問題ありません

治療が始まってしまうと、なかなか変えにくいと感じるかもしれませんが、まずは安心して行ける歯科医院、継続して通いやすい歯科医院を見つけるのが一番大切です。

歯医者さんの技術や人柄は直接会ってみないと分かりませんし、実際に治療を受けてみないと分からないこともたくさんあります。

もし、治療についての技術があっても、話し方や接し方が怖いと感じるような先生でしたら、通いにくくなることもあるかと思いますので、フィーリングが大切です。

ただし、どれだけ通いやすい歯医者さんであっても、他の患者さんが全くいないところよりは、そこそこでも患者さんが来ているところを選択される方が良いかと思います。

例えば、ラーメン屋さんでも、お昼時に全くお客さんが入っていないお店よりは、そこそこお客さんが入っているお店の方が安心できるのと同じような感覚です。

また、空いた時間に行って診察を受けられるような歯科医院よりも、完全に予約制で、きっちりと診察や治療の時間を取っている歯科医院の方が、しっかりとした治療を受けられると思います。さらに、治療の方針などをしっかり説明してくれるところであれば間違いありません。

行く歯医者が決まったら、その歯医者に行って、診察や治療を受けることになります。

では、長年、虫歯や歯周病を放置していた人が久しぶりに歯医者に行った場合には、どのような治療を行うのでしょうか?

虫歯や歯周病でボロボロになった歯よりも残っている歯を守る

虫歯などの放置で歯がボロボロになってしまった場合、まずボロボロになっている歯をどのように治療するかを考えるかもしれません。

しかし、治療より先に残っている歯を守ることを優先することになると思います。

初診日に、レントゲンを撮って、治療方針を考えることになると思いますので、そのときの歯の状態によって変わることはあるかと思いますが、まずはクリーニングなどを行って残っている歯を守り、虫歯や歯周病を進行させないようにしてから、治療を行うことで、健康な歯を残していきます。

全体の歯を治療を完全に終わらせるには、週1~2回の通院を3~4ヶ月から半年くらい継続する必要があります。

歯医者での治療は長くかかるものと理解して、痛みが治まったからといって通院を止めるのではなく、完全に治療が終わるまで継続していきましょう。

また、治療の間隔が空き、通院の頻度が少なくなったり、治療が終わったりした場合でも、歯のクリーニングなどで定期的に通えるようにしておくことで、新たな虫歯の予防や早期発見につながることもあります。

ちなみに、近年の歯医者さんは、20~30年前の歯医者さんと比べてもいろいろな面で変わってきています。

  • 麻酔の針が細くなったりしているので痛みは減ってきている
  • 最新の技術を取り入れていて、清潔感のある歯医者さんが多い

以前は行きにくい理由になっていたようなことが改善されてきているところも多いので、歯科医院の外からちょっと中を覗いてみて、清潔感やスタッフさんの雰囲気を見ると良いと思います。

その他にも、場所によって来られる患者さんの年齢層も変わりますので、どのような年齢の患者さんが来られているかも見て、自分と同じような患者さんが来ているところを選択するのも1つです。

安心して通院できる歯医者を見つけた歯

最初は行きにくいと思うこともあるかと思いますが、美容院を探すくらいの感覚で、安心して通院できる歯医者さんを見つけましょう!!

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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